ご存じの通り、日本の食糧自給率は G7の中で最も低くなっています。
美味しく調理された料理は魅惑的で「映える」のですが、食料生産の基となる農業は、どちらかと言えば敬遠される職業として認識されることも多いと思います。 2023年1月7日付けの The New York Times の"Opinion" 記事で、アメリカカンザス州の農村で家族経営農業に従事されていた方が書かれていた文章を一部抜粋します。
農業や農業従事者が相応の評価を受けるべきと述べられていますが、中でも以下の文章は印象的でした。
Whereas most Americans today have no direct contact with the animals they eat, I carried their manure on my boots・・
(今日、ほとんどのアメリカ人は自分たちが食べる家畜に直接触れることはないが、私は長靴を履いて糞尿を運び・・・)
No education, however, would surpass the one I received in the buchering shed, where I held a bleeding muscle with my bare hands and placed it on the scale. Today, when I looked at that scale - now an antique on display in my kitchen - I gave thanks for those who worked and those who died so that I may eat. (私が解体室で血の滴る肉を素手で秤に乗せながら受けた教育に勝るものはないだろう。 その秤を見ると:秤は、今、台所でアンティークとして飾られているが:自分が食べるものの為に働いた人々や、又、命を投げ出した家畜達に、私は感謝の念を抱く。
食料問題は、英検1級・英検準1級のトピックとして課される可能性があります。特に、日本の食糧自給率については英検準1級のトピックとして採用されるかもしれません。
上記抜粋文章内の挿入語句"however" や関係副詞 "where" は英検英作文問題対策として参考になるでしょう。
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