シリーズで、テンプレートについてのブログを開始しており、今回はその4回目です。 具体的なテンプレートの役割・効果についてお話の中で、前回はインターネットで広く知られているテンプレートは、採点者に対し逆の効果を与えてしまう懸念があるかもしれない由のお話を致しました。 繰り返しになってしまいますが、テンプレートは英検試験合格への近道を提供するものでなければなりません。 当然、英作文の得点を上げるものが望ましい訳です。
https://www.eiken-eisaku.com/ それでは、英検英作文問題の採点基準に沿って、質の高いテンプレートの性格を見ていきましょう。 英作文の採点基準に一つは「内容」であり、日本英語検定協会のホームページによると、「意見を支える論拠や説明がより説得力のあるもの」が求められて求められています。 英作文の構成は通常、最初のパラグラフで自分の意見を述べ、その後のパラグラフで意見の裏付け理由を記載します。 当教室が提供するテンプレートはパラグラフ毎にグループ分けしていますが、意見裏付け理由を述べるパラグラフでのテンプレートが、上記採点基準「内容」部での記述に合致したものであれば、同採点基準の「内容」部での得点アップを期待できますし、「構成」上も英作文を書きやすくする効果があります。 つまり、「意見を支える論拠や説明を説得力」を持って記載しやすい文型のテンプレートにすれば良い訳です。 それは可能な事でしょうか? 可能なのです。 一定の文型をテンプレートとして準備しておき、トピックに応じて使用する語彙を臨機応変に調整するだけで、「意見を支える論拠や説明を説得力」をもって作文する事ができるのです。 続きは次回です。 さて、英検試験合格への近道として、英作文の書き方のコツを学び、高得点を目指すことが欠かせません。
英作文問題が含まれる英検3級以上では、英作文への配点は読解・リスニングと同じである事からも、英検試験合格に対する英作文の重要性は言うまでもありません。
英検試験の英作文問題に対する採点基準は次の①~④の4つです。
①内容:課題で求められている内容となっているか。
②構成:英文の構成や流れが分かり易く、論理的であるか。
③語彙:課題に相応しい語彙を正しく使用しているか。
④文法:文の構造はバリエーションに富み、且つ正しく使用されているか。
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