英検試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として、
1) 英作文全体の構成を習得し、その構成の通りに英文を書くこと
2) 汎用的に使えそうな表現のテンプレートを学び、そのテンプレートを英作時に生かすこ
と
3) 少し難し目の語彙をいくつか散りばめること
(但し、減点されない様に自信のある語彙に限る)
4) 必ずしも自分の意見でなくとも良いので、各自の英作力で書ける内容にすること
等があります。
引き続き、上記2) のテンプレートについて考えていきたいと思います。
今回も質の高い、つまり英検試験で高得点の英作文の一部となるテンプレートの具体例を挙げて、その共通の特徴である下記①~②を備えているかを見ていきたいと思います。
・主語 + makes it clear that・・
このテンプレートは以下の①~②の特徴を備えており非常に有効です。
① 汎用性の高いものであること。
⇒ 様々なトピックを課せられても、定型の英文構成内で、意見の裏付け理由記載の
パラグラフで使用できます。
例えば2019/6月の英検準一級の過去問題のトピックが課せられたとすると以下の
様に使えます。
International trade is becoming more and more important in the age of globalization, which makes it clear that growing number of Japanese consumers will procure imported products in the future.
② 英検英作文の4つの採点基準に照らし合わせて、得点力アップに繋がるものであること。
具体的には以下の特徴を備えていることです。
a) 英作文の各構成部(意見表明パラグラフ・意見を裏付ける理由のパラグラフ ・結論パ
ラグラフ)で使えるテンプレートであること。
⇒ 上記①の通り、意見を裏付ける理由を記載するパラグラフで使用可能です。
b) トピックに沿って、英作の内容を充実させるテンプレートであること。
⇒ 必ずしも自分の意見でなくとも論理的な理由を記載しやすいテンプレートです。
c) 英文構成の多様化に寄与するテンプレートであること。
(単調な英文の羅列になることを防ぐ)。
⇒ make A(目的語) B(補語) の形を使用しており、しかも形式目的語も含まれてい
て、英文構造のバラエティ化に寄与しています。
加えて無生物主語の英語らしい文章となっています。
d) 適度に難し目の単語を含んでいるテンプレートであること。
⇒ 特に難しい単語はありませんが、上記 a) - c) の特徴だけで十分に通用する文章に
なっていると思います。
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