英検で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の構成を習得し、その構成の通りに英文をまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、英作時のそのテン
プレートを活用する。
3) 必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容にする。
4) 少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自身のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
上記のうち、1) の構成に焦点を当てています。
例えば準一級を例にとりますと以下の様な構成と語彙数が目安となります。
① 意見表明のパラパラグ (20-25語前後)
② 理由 A のパラグラフ (40-45語前後)
③ 理由 B のパラグラフ (40-45語前後)
④ 結論のパラグラフ (20-25語前後)
この様な①~④のパラグラフで合計130前後となります。
前回までに① の意見表明パラグラフについて述べましたので、今回は理由 A/B のパラグラフについて考えてみます。
汎用的なテンプレートとして The underlying cause is・・・や
make it(形式目的語) clear that・・・・を使ってみましょう。
2019年6月の過去問題のトピック "Do you think that Japanese consumers will buy more imported products in the future ?" が与えられたと仮定すると、以下の様な文章が考えられます。
The advanced transportation technology has lowered shipping costs from abroad to Japan,
which has enabled Japanese consumers to procure imported goods for more reasonable prices. This is an underlying cause to make foreign origin merchandise more common.
このパラグラフの語彙数は40-45語前後ですから、10語強の単語数から成る文章を3つ程度書けば良いわけです。
書く内容が思いつかなければ、以前記載した通り、ポイントに多くあらわれるコストをヒントに考えることもできます。
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