英検で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の構成を習得し、その構成の通りに英文をまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、英作時のそのテン
プレートを活用する。
3) 必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容にする。
4) 少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自身のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
上記のうち、1) の構成に焦点を当てています。
例えば準一級を例にとりますと以下の様な構成と語彙数が目安となります。
① 意見表明のパラパラグ (20-25語前後)
② 理由 A のパラグラフ (40-45語前後)
③ 理由 B のパラグラフ (40-45語前後)
④ 結論のパラグラフ (20-25語前後)
この様な①~④のパラグラフで合計130前後となります。
前回までに① の意見表明パラグラフについて述べましたので、今回は理由 A/B のパラグラフについて考えてみます。
汎用的なテンプレートとして The underlying cause is・・・や
make it(形式目的語) clear that・・・・を使ってみましょう。
2018年10月の過去問題のトピック
"Should Japan do more to protect its historic sites ?" が与えられたと仮定すると、以下の様な文章が考えられます。
First of all, these historic sites play an important educational role. In spite of this function,
unregulated development has been destroying the precious places where young people can learn our history, which makes it clear that the gvoernment must do far more to preserve them.
上記で45語程度ですから、このパラグラフはほぼ完成です。
ポイントにある "Development" や "Education" も利用し、テンプレートとうまく組み合わさっています。
語彙的にも unregulated や precious, preserve などを散りばめて、採点基準の一つである「語彙」部で得点アップを期待でき、更に、別の採点基準の採点基準の「文法」でも、現在完了・関係副詞・形式目的語の it などで得点アップを図り、合格に近づく様に配慮しています。
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