英検で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の構成を習得し、その構成の通りに英文をまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、英作時にそのテン
プレートを活用する。
3) 必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容にする。
書くことが思い浮かばない時はポイントをヒントにすることもできる。
4) 少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自身のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらをマスターすることが、英検試験の英作文対策として重要だと思われます。
効率的な勉強法の一つとしてご参照下さい。
ここでは上記のうち、1) の構成に焦点を当てています。
例えば準一級を例にとりますと以下の様な構成と語彙数が目安となります。
① 意見表明のパラパラグ (20-25語前後)
② 理由 A のパラグラフ (40-45語前後)
③ 理由 B のパラグラフ (40-45語前後)
④ 結論のパラグラフ (20-25語前後)
この様な①~④のパラグラフで合計130前後となります。
このうち④の結論パラグラフの書き方例を記します。
汎用的なテンプレートとして With the above two reasons in mind, I am convinced that ・・・を使ってみましょう。
2018年第二回目の過去問題のトピック
"Should Japan do more to protect its historic sites ?" が与えられたと仮定すると、以下の様な文章が考えられます。
With the above two reasons in mind, I am convinced that far more must be done to preserve historic sites in Japan.
上記で22語程度ですから、このパラグラフはほぼ完成です。
「歴史的な場所を保護する為により多くの事を行う必要がある」という意見を前提としての結論文です。
採点基準の「文法」を考慮し、"with・・in mind", 比較級 で得点アップを図り、又、be convinced, preserve を用い、「語彙」採点基準でも得点アップを目指して、合格に近づく様に配慮しています。
皆様の勉強法の一つとして参考にできる部分があればうれしく思います。
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