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英検英作文の書き方のコツー英検二級

今回からシリーズとして、英検二級の英作文に焦点を当てて、その書き方のコツ・ノウハウを記していきたいと思います。


まず、英検二級の英作文で課されていることは何でしょうか?

ご存知の通り、ある「TOPIC」が与えられ、それについての意見とその理由二つを80-100語程度で英作することが求められます。


どの様に書けばよいのかは、採点基準から類推してみましょう。

採点基準は1)内容、2)構成、3)語彙、4)文法、の4つです。


各々について具体的に何が求められているかを見てみましょう。


一つ目の1)内容については、分かり易さと説得力がキーワードになりそうです。

英検協会記載の「注意点」でも自分の意見の根拠となる理由を明確にすること・説得力を持たせることが記載されています。


その為には、「具体例なども書いてみる事」及び「意見は明快にすること(逆の意見を支持する理由などは記載しない事)です。


使用する単語数が80-100語前後と限定されていますので、極端な過不足のないようにしなければなりません。


普段、英文を書くことに慣れていない方にとっては、求められている語彙数に達することは簡単ではないかもしれません。

「具体例」を記すことは語彙数を稼ぐことに繋がりやすい面もあります。


英作文が80単語に達しない場合に、自分の意見の裏付け理由の具体例を記載すると、使用語彙数を増やすのに役立ちますし、且つ、意見に説得力を持たすこともできます。


英検協会の解答例でも "For example"(過去問題2019年 第2回) や "such as (の様な)"(過去問題2017年 第2回)を利用して具体例を挙げたりしています。


特に "For Example" は過去問題の2019年 第2回だけでなく、2018年度や2017年度の過去問題英作文の解答例で使用しています。


一方で、逆の意見や中間的な意見を記載すれば語彙数が足らなくなるかもしれませんし、大前提の分かり易さが損なわれてしまいます。


必ずしも自分の意見と合致していなくとも、英文を書きやすくする為にも、又、読み手にとって分かり易くする為にも、グレーな意見は避けて、明快な理論とすることが重要です。


次回以降も英検二級の英作文の書き方について述べていく予定です。

お付き合いの下さればうれしく思います。




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