今回からシリーズとして、英検準一級の英作文に焦点を当てて、その書き方のコツ・ノウハウを記していきたいと思います。
まず、英検準一級の英作文で課されていることは何でしょうか?
ご存知の通り、ある「TOPIC」が与えられ、それについての意見とその理由二つを120-150語程度で英作することが求められます。
又、POINTが4つ与えられ、そのうち2つを自分の意見を裏付けるポイントとして使用します。
どの様に書けばよいのかは、英検英作文の採点基準から類推してみましょう。
採点基準は1)内容、2)構成、3)語彙、4)文法、の4つです。
各々について具体的に何が求められているかを見てみましょう。
一つ目の1)内容については、どのようなTOPICが課されるかを考えてみることも重要です。
英検準1級の過去問題のTOPICを分析してみると社会経済に関するものが多く出題されています。社会経済といっても範囲が広いので今後課されるTOPICを具体的に予想することは難しいと思われます。
一方で、4つ与えられるPOINTはどうでしょうか?
英検準1級の過去問題をみると、与えられるPOINTには一定の傾向があります。
まず、"COST" が頻出しています。
そして、最近の傾向として、"GLOBALIZATION" が頻繁に表れています。
以上の事から、コストを上げる/下げる要因と、グロバリゼーションの長所・短所を考え、それを英文で示す練習をしておくことは、英検準1級英作文対策として効果があると思われます。
次回からはコストを上げる・下げる要因とは具体的にどういう事かを考えていきたいと思います。
お付き合い下さればうれしく思います。
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