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英検英作文の書き方のコツー英検1級②


英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。

1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。

2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート

 を活用して英作文を書く。

3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容

  にする。

書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること

  もできる。(ポイントのない級もあります。)

4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる

  (但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。

5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。

などがあります。


これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。

効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。


前回から十数回にわたり、英検1級に焦点を当てて、英作文の書き方を記してみたいと思います。


前回、英検1級英作文の構成について述べました。

そして同構成の第一パラグラフ(意見表明部)のテンプレートを使い、英文例を紹介致しました。


今回はそのテンプレートの変型を活用しましょう。


第一パラグラフ用の変型テンプレート①-1は

The public views about・・・are divided (and there is little agreement.) However, I firmly believe that・・・for the three reasons described below.

です。


英検1級の過去問題 2019年第1回目の試験で出題されたトピックを仮定すると、意見表明部の第一パラグラフは以下の通りです。


トピックは

Agree or disagree : Infectious diseases will become a bigger problem in the coming decades. です。


第一パラグラフ例は

The public views about whether infectious diseases will become more serious are devided. However, I firmly believe that they will surely pose more growing threat to humanity for the three reasons described below. (33語)


英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。


「語彙」基準において、上記例文ではdivided, firmly, surely, pose 等により得点アップを目指し、「文法」基準ではwhether 節、現在分詞(growing) で得点アップを目指します。


「構成」では全体のバランスも必要ですが、33語の第一パラグラフで問題ないでしょう。


英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に意見表明部を完成させることができます。


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