英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。(ポイントのない級もあります。)
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
十数回にわたり、英検1級に焦点を当てて、英作文の書き方を記していきます。
前回、第一パラグラフ(意見表明部)のテンプレート②を使い、英文例を紹介致しました。
今回は同じテンプレート②を別の過去問題で出題されたトピックで使ってみましょう。
どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートが本当に役立つものなのです。
英検1級の過去問題 2018年第2回目の試験で出題されたトピックを仮定すると、意見表明部の第一パラグラフは以下の通りです。
トピックは
Has a university degree in the humanities lost its relevance in today's world ?
です。
第一パラグラフ例は
This issue is far from simple. Nevertheless, it is becoming clearer to me with each passing year that humanities are important and continue to be so with the background mentioned below. (31語)
英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。
「語彙」基準において、上記例文ではnevertheless, background, far from 等により得点アップを目指し、「文法」基準では比較級、現在分詞(passing)、過去分詞(mentioned) で得点アップを目指します。
「構成」では全体のバランスも必要ですが、31語の第一パラグラフで問題ないでしょう。
英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に意見表明部を完成させることができます。
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