英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。(以下は飛ばし読みして頂き、後半部に記載の具体例文のみご参照頂いても構いません。)
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
(内容にもよりますが、テンプレートは長い方が有効です。)
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。(英検1級などポイントのない級もあります。)
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
十数回にわたり、英検1級に焦点を当てて、英作文の書き方を記していきます。
前回、第二~四パラグラフ(意見裏付け理由記載部)のテンプレート④を使い、英文例を紹介致しました。
今回は同じテンプレート④を別の英検の過去問題で出題されたトピックに当てはめて使ってみましょう。
テンプレート④は
主語 offer a vivid illustration that・・・でしたね。
英検1級の過去問題 2018年第2回目の試験で出題されたトピックを仮定し、このテンプレート④を活用すると理由記載部の第三パラグラフは以下の通りです。
トピックは
Has a university degree in the humanities lost its relevance in today's world ?
です。
第二パラグラフ例は
It is true that technology plays a more and more important role in this world. Neverthelss, it is a human that controls technology. Technologically advanced machine can work only when it is given instructions by workers with a wide range of knowledge including languages and sociology. This offers a vivid illustration that the humanities are and continue to be critical. (60語)
英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。
「語彙」基準において、上記例文では nevertheless, vivid illustration, critical 等により得点アップを目指し、「文法」基準では強調構文、同格の that 、無生物主語等 で得点アップを目指します。
「構成」では全体のバランスも必要ですが、60語の第二パラグラフで問題ないでしょう。
英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に意見表明部を完成させることができます。

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