英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても幅広く使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
内容にもよりますが、テンプレートは単なる語彙でなく、一定の長さを持った語句である
方が、比較的短時間に効率よく英作文を仕上げるという目的に即しています。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。(英検1級、英検準2級、英検3級などポイントのない級もあります。)
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
(英検3級では上記4), 5) はそれほど気にする必要はなく、参考程度でも構わないと思いま
す。)
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
数回にわたり、英検3級に焦点を当てて、英作文の書き方を記しています。
前回は、下記のトピックb) タイプの第一パラグラフ(意見表明部)用のテンプレートの使い方を紹介しました。
今回は下記のトピック c) タイプ用のテンプレートを英検3級過去問題トピックに当てはめて使ってみましょう。
<英検3級の過去問題を見ると、下記の様にトピックは大きく3種類に分類されます。>
a) Which do you like better, A or B
b) Which (又はWhat) do you 動詞・・
c) 上記a), b) 以外
トピック c) タイプ用のテンプレートは、"I 動詞 目的語など" です。
英検3級の過去問題 2017年第3回目の試験で出題されたトピックを仮定すると、上記テンプレートを活用して、意見表明部の第一パラグラフは以下の通りです。
トピックは
What city do you want to visit ?
第一パラグラフ例は
I wan to visit New York. (6語) となります。
もう少し使用語彙数を増やすのであれば There are two reasons. の一文を加えると、第一パラグラフの総語彙数は10語になります。
英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレート活用により短時間に意見表明部を完成させることができます。
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