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英検英作文の書き方のコツ 英検二級⑫

シリーズとして、英検二級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。

英検英作文対策用の勉強法の参考になればうれしく思います。


初めに、採点基準の1)内容の面から英作文の書き方を記しました。

要約すると、英作文の長さを80 - 100語彙前後にする、グレーな意見は避け、分かり易く、必要に応じて具体例を挙げながら、説得力のある英文にすることを推奨しました。


又、英検二級の過去問題で課される、英作文の"TOPIC" は以下の二つの頻度が高いことを紹介しました。


・環境に関する事(過去問題2019年第3回、2018年第2回、2018年第1回)

・仕事に関する事(過去問題2019年第2回、2017年第1回、2016年第3回)



その後、採点基準の2) 構成について4つのパラグラフの語彙数・内容の概略を記載しましたね。


そして、英作文を構成するパラグラフごとにテンプレートを紹介し、前回までに意見裏付け理由を記載する第二・第三パラグラフ用の4種類のテンプレートを活用しながら、英検過去問題の英作解答例を引用してお話しました。


前回はテンプレート4の変型としてmake の代わりにkeep を使用したものの活用例を記しましたね。

(第五文型で "keep 目的語A 補語B" の構文)


今回からは、上記で触れました頻出するTOPIC に対応したテンプレートを使用してみましょう。


まずは最も頻度高く課される「環境」関連のトピックへの対応についてです。

環境の為に自分ができることを英文で表現する練習は英検試験本番対策として効果が高いと考えられます。


例としまして "reduce waste" を取り上げましょう。


英検二級 2018年第2回の過去問題トピックである、Today, some people buy products that are good for the environment. Do you think buying such products will become more common in the future ?" が与えられたと仮定すると


"First of all, we can reduce waste by buying such products because they often have less wrapping plastics. So, they cost less and also can protect the environment. "


という様な第二パラグラフの英文が考えられます。


このテンプレートは以下の点で優れています。


・英検英作文採点基準の「語彙」部で得点アップを図れる(reduce waste)

・既に紹介した "主語 can 動詞(reduce) 目的語(waste) by 動名詞 と組み合わせて、英検英作

 採点基準の「文法」部で得点アップを目指すことができる。

・頻出のトピック(環境関連)に対応しており、試験本番での応用範囲が広い。


単なる語彙だけのものより、この様な良質のテンプレートを活用して、少しずつ得点アップを重ねれば、英検二級合格への道も開けてくると思います。






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