英検英作文の書き方のコツ 英検準二級⑬
- 英検英作文専門添削教室・英検英作文テスト対策
- 2020年9月30日
- 読了時間: 3分
シリーズとして、英検準二級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。
英検英作文対策用の勉強法として少しでも参考になる点があればうれしく思います。
当シリーズの前半部で、採点基準の1)内容の面から英作文の書き方を記しました。
要約すると、英作文の長さを50 - 60語彙前後にする為にも、グレーな意見は避け、分かり易く、必要に応じて具体例を挙げながら、説得力のある英文にすることを推奨しました。
又、英検準二級の過去問題で課される、英作文の"QUESTION" は以下の三つに分類されることを紹介しました。
・学校の勉強に関する事(過去問題2018年第2回、2018年第3回、2019年第2回)
・衣食住の食・住に関する事(過去問題2017年第1回、2017年第3回、2019年第1回)
・娯楽関連(過去問題2017年第2回、2018年第1回、2019年第3回)
その後、採点基準の2) 構成について4つのパラグラフの語彙数・内容の概略を記載しました。
自分の意見を表明する最初のパラグラフの書き方をテンプレートを活用しながら紹介し、
加えて、その意見の裏付けとなる理由を説明する第二パラグラフの書き方を記載しました。
第二・第三パラグラフの書き方を記すのに、主語 can 動詞 (+目的語) by 動名詞のテンプレートを活用しましたね。
更に、別のテンプレートを活用し、英検準二級の過去問題の QUESTION に対応させて、意見の裏付け理由を記載する第二パラグラフの書き方をお話ししました。
(テンプレート: "it is 形容詞 for 目的語 to-不定詞・・")
使用した二つのテンプレートが、英検協会の英作文解答例にも使われ、且つ、英検英作文採点基準の「文法」部で得点アップを目指せる内容である旨もお話し致しました。
前回は最終パラグラフである結論部用のテンプレートと実際の英文の書き方を紹介致しました。
理解を深める為にも、念を入れましてもう一度、別の英検準二級の過去問題 QUESTION を想定して、最終パラグラフの書き方を考えてみましょう。
英検準二級の過去問題 2019年第1回の QUESTION "Do you think it is better for people to live in a house or in an apartment ?" に対し、
"I think that living in an apartment is better for people." と結論部の英文を仕上げることができます。
以上、英検英作文の4つの採点基準である、内容・構成・語彙・文法で得点アップを図ることを念頭に置きながら、英検準二級の英作文の書き方を紹介致しました。
この様にして、少しずつ得点アップを重ねれば、英検準二級合格への道も開けてくると思います。

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