英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
数回にわたって、英検準1級に焦点を当てて英作文の書き方を記しています。
前回は自分の意見を裏付ける理由記載部となる第二/三パラグラフ用のテンプレート③を活用して、英検準1級の過去問題(2019年10月分)のトピックに対応する第一パラグラフの英作文例を示しました。
今回は、同様の第二/三パラグラフ用のテンプレート③'を別の英検準1級の過去問題(2019年6月分)のトピックに対応させてみましょう。
今回の第二/三パラグラフ用テンプレート③'は
First of all, 主語 makes it 形容詞(possible 等) that・・・
です。
トピックは
Do you think Japanese consumers will buy more imported products in the future ?
ポイントは Globalization, Government policies, Price, Quality の4つ。
上記のテンプレート③'を活用して、第二パラグラフ例は以下の通りです。
First of all, advanced technology has made it possible to produce high quality goods at a reasonable cost anywhere in the world, which means Japanese consumers can have easy access to high standard items for lower prices from abroad. (39語)
英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。
「語彙」基準において、上記例文では advanced, access 等により得点アップを目指し、「文法」基準では現在完了、関係代名詞、形式目的語で得点アップを目指します。
「構成」では全体のバランスも必要ですが、上記の第二パラグラフだけ見れば問題はないでしょう。
もう一つの採点基準の「内容」においてもポイントの一つである price を用いて論理が通っていると思います。
英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に意見表明部を完成させることができます。
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