かなり前の事ですが、The New York Times に Jennifer Finney Boylan 氏という作家のエッセイ風文章が掲載されていました。 その文章をシリーズとして、回数を分けて少しずつ、皆様と共有しています。 20歳代の子供を持つ親の心情を表したもので、非常に美しい文章です。 英検試験に出題される社会性の高い話題の文章とは異なるかもしれませんが、内容が本当に心に残るもので、英文を読む楽しさを味わう事のできる、素晴らしい書き物です。 タイトルは "By the 264th month"。 計算すると22年(歳) ですが、末っ子の大学卒業時の親の想いから始まっている文章です。
今日は第22回で、エッセイの終盤です。訪れてきた筆者の娘さんと、公園のボートに乗りながら”人生訓”を聞かせないように我慢している場面です。 Since she moved to Washington, I hardly ever see her - maybe four or five times a year. As we drifted together, I felt - and resisted - the urge to tell her how to live her life, to fill her ears with unsought counsel. hardly, drift, resist, urge, unsought などが、英検英作文問題の採点基準の一つ「語彙」部での得点アップ対策の参考となります。 過去分詞が、英検英作文採点基準のひとつ「文法」部での得点アップ対策の参考になりそうです。
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