英検英作文 書き方のコツー英検準1級⑤
- 英検英作文専門添削教室・英検英作文テスト対策
- 2020年3月18日
- 読了時間: 3分
英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
一方で、英検の英作文の採点基準はa) 内容, b) 構成、c) 語彙, d) 文法の4つです。
英検準1級英作文の採点基準の a) 内容に焦点を当てて、英作文の書き方を記しています。
今回はその5回目です。
内容について考えるには、英検準一級の過去問題でどのようなトピックが課されているかを分析する事が重要で、前回までに、トピックの予想は困難だとしても、ポイントに頻出する Cost, Globalization の二つから、英作文で使える英文をある程度準備しておくことも可能ではないかと、示唆しました。
そして、技術進歩によりコストを下げる要因を英文で纏める例を、英検準一級の過去問題のトピックが与えられたと仮定して二つ紹介致しました。
今回は英検過去問題の作文問題のポイントとして頻出する "Globalization" を利用して英文を書く練習をしてみましょう。
前回同様に、 "globalization" の良い点・悪い点をトピックに絡めて英文にして、自分の意見の裏付け理由に仕立て上げる作業です。
今回利用する英検準一級過去問題のトピックは2019年第2回で与えられたものです。
"Agree or disagree : High school education in Japan needs to be improved."
ポイントは
Curriculum, Globalization, Pressure on students, Quality of teaching の4つです。
英作文で述べる意見を「日本の高校教育は改善の必要がある」と仮定して、globalizationによる競争に勝ち残る為の理由として取り上げるとします。
上記意見を裏付ける一つ目の理由を述べる第二段落では以下の様な文章が考えられます。
First of all, more diverse curriculum and teachers are necessary for Japan to compete with other countries in this age of globalization, which leaves us little choice but to improve high school education. For example, computer programming should be one of compulsory subjects. (43語)
ポイントにある "Globalization" を利用して上記の様に英文をまとめることができます。
トピックが何であっても、Globalization の良い点。悪い点を英文で纏める練習は効果的だと思われます。

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