英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。(英検一級、英検準二級、英検三級などポイントのない級もあります。)
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
他方、英検の英作文の採点基準を見ると、a) 内容, b) 構成、c) 語彙, d) 文法の4つです。
そこで、英検準1級英作文の採点基準の a) 内容に焦点を当てて、英作文の書き方を6回にわたって記しました。
もう一度最初に述べた英検英作文の書き方のコツ(ノウハウ)に戻ってみましょう。
上記6回で述べた内容に焦点を当てた英文の書き方と上記のコツ(ノウハウ)を組み合わせてみます。
前回は構成のおさらいをし、4つのパラグラフで書くことを確認致し、各々のパラグラフの語彙数を記しました。
今回から、各パラグラフごとのテンプレートの復習です。
まず、自分の意見を表明する第一パラグラフでは、次のテンプレートがあります。
The public views are divided, however, I firmly believe・・・for the following two reasons.
このテンプレートを英検準一級の過去問題 2019年第2回目分のトピックを想定して使ってみます。
同英検準一級の過去問題トピックは
Agree or disagree : High school education in Japan needs to be improved.
最初のパラグラフの英作文例は
The public views are divided, however I firmly believe that Japanese high school education must be improved for the following two reasons. (22語)
非常に短時間で第一パラグラフが完成します。
英検試験合格に必要な時間配分においても大変有用な対策となり得ます。
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