英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
一方で、英検の英作文の採点基準はa) 内容, b) 構成、c) 語彙, d) 文法の4つです。
ここでは、英検2級英作文の採点基準の a) 内容に焦点を当てて、英作文の書き方を記しています。
今回はその6回目です。
内容について考えるには、英検二級の過去問題でどのようなトピックが課されているかを分析する事が重要で、前回までに、トピックには「環境」及び「仕事」関連が頻出しており、この二つの点から、英作文で使える英文をある程度準備しておくことも可能ではないかと、示唆しました。
そして、まず「環境」に焦点を当て、"save energy" や "save natural resources" というテンプレートと、以前からお伝えしていた "主語 can 動詞 by ・・・" 型テンプレートを組合せて活用し、英検二級過去問題のトピックを想定し、具体的な英作文を紹介致しました。
前回は "reduce waste "というテンプレートを利用し、上記の "主語 can 動詞 by ・・・" 型テンプレートも活用して、別の英検二級の過去問題トピックを想定して英文を考えました。
今回は、"reduce waste" の微調整型テンプレートを使ってみましょう。
今回想定するのは、英検二級の過去問題2017年第3回のトピック
"Some people say the number of cars in cities should be limited. Do you agree with this idea ?"
ポイントは
Convenience, Public safety, The environment の3つです。
意見を裏付ける二つ目の理由を述べる第三段落では以下の様な文章が考えられます。
Second, we can reduce harmful gas from cars by limiting the number of cars in cities. The gas is one of the main causes of air pollution. (27語)
ポイントにある "The environment" と、以前から紹介している "主語 can 動詞 by・・・"を利用して上記の様に英文をまとめることができます。
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