英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
一方で、英検の英作文の採点基準はa) 内容, b) 構成、c) 語彙, d) 文法の4つです。
ここでは、英検2級英作文の採点基準の a) 内容に焦点を当てて、英作文の書き方を記しています。
今回はその7回目です。
内容について考えるには、英検二級の過去問題でどのようなトピックが課されているかを分析する事が重要で、前回までに、トピックには「環境」及び「仕事」関連が頻出しており、この二つの点から、英作文で使える英文をある程度準備しておくことも可能ではないかと、示唆しました。
そして、まず「環境」に焦点を当て、"save energy" や "save natural resources" というテンプレートと、以前からお伝えしていた "主語 can 動詞 by ・・・" 型テンプレートを組合せて活用し、英検二級過去問題のトピックを想定し、具体的な英作文を紹介致しました。
今回からは、頻出しているもう一つのトピックである「仕事」関連の英文を考えてみましょう。
英検二級の過去問題トピックを分析し、具体的には前回は 「残業すべきではない」や「家族などと過ごす時間を増やす」という様な内容のテンプレートを準備しておくと役立ちそうです。
それでは、"We should not work overtime" や "spend more time with families" 型のテンプレートを使ってみましょう。
今回想定するのは、英検二級の過去問題2019年第2回のトピック
"Today, some young people do not start working for large companies. Do you think the number of these people will increase in the future ?"
ポイントは
Income, Opportunity, Stress の3つです。
意見を裏付ける一つ目の理由を述べる第二段落では以下の様な文章が考えられます。
First of all, young people like to spend more time with their families. Large companies often do not understand that and tell their workers to work overtime. (27語)
テンプレートを利用して、比較的短時間に第二パラグラフを完成させることができ、英検の合格に必要な理想的な時間配分にも近づけることができそうです。
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