英検の試験で出題される英作文の書き方のコツ(ノウハウ)として以下の様なものが挙げられます。
1) 英作文全体の一般的な構成を習得し、その構成の通りに英文エッセイをまとめる。
2) どんなトピックが与えられても汎用的に使えるテンプレートを学び、そのテンプレート
を活用して英作文を書く。
3) 英作文の内容は必ずしも自分の意見でなくても構わない。自分で書くことのできる内容
にする。
書くことが思い浮かばない時はトピックと共に与えられるポイントをヒントにすること
もできる。
4) 英作文の中に少し難し目の語彙をいくつか散りばめる
(但し、減点されない様に自信のある語彙を使う)。
5) 同じ表現や単語を繰り返し使わず、多様な構造の英文を書く。
などがあります。
これらのコツ(ノウハウ)をマスターすることが、英検英作文試験対策として重要です。
効率的な英検英作文対策の勉強法の一つとしてご参照下さい。
前々回より、英検準1級に焦点を当てて、英作文の書き方を記しています。
前回は自分の意見を述べる意見表明部となる第一パラグラフ用のテンプレート①を活用して、英検準1級の過去問題(2023年度)のトピックに対応する第一パラグラフの英作文例を示しました。
今回は別のテンプレート②を異なる英検準1級の過去問題(2023年第1回)のトピックに対応させてみましょう。
今回の第一パラグラフ用テンプレート②は
It is a highly controversial issue. However I am certain that・・・for the below-mentioned two reasons. です。
トピックは
Should business provide more online services ?
ポイントは Convenience, Cost, Jobs, The environment の4つ。
第一パラグラフは
It is a highly controversial issue. However, I am certain that more online services must be provided by businesses for the below-mentioned two reasons. (25語)
英検試験の英作文には4つの採点基準があり、そのうち3つは「構成」「語彙」と「文法」です。
「語彙」基準において、上記例文では highly controversial, certain, mention 等により得点アップを目指し、「文法」基準では過去分詞(mentioned)、受動態で得点アップを目指します。
「構成」では全体のバランスも必要ですが、25語の第一パラグラフで問題ないでしょう。
英作文では時間配分が非常に重要ですが、テンプレートにより短時間に意見表明部を完成させることができます。
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