シリーズとして、英検準一級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、英作文の書き方のコツ・ノウハウを記しています。
英検英作文採点基準の1)内容の面から書き方を記し始め、英検準1級英作文のトピックには、社会経済関連のものが多く与えられていること、英検準1級英作文のポイントには、" COST" 及び、"GLOBALIZATION" が頻出していることを紹介しました。
そして、ポイントとして頻出する "コスト" を上げる/下げる要因や "グロバリゼーション" の長短所を英文で書く練習の効果について触れました。これらの練習をしておくと、どんなトピックが与えられたとしても、英検試験本番で英作文を書く助けになるはずです。
コストを下げる要因として便利なのが「技術(進歩・革新)」であることを紹介したのちに、英検準1級の過去問題トピックを想定して、実際の英文例を考えてみました。
その後、もう一つの頻出「ポイント」である "GLOBALIZATION" を利用して、英検準1級試験の過去問題を念頭に、実際の英文例を記しましたね。
上記の通り、トピックの予想は難しいにしても、頻出するポイントから、どんなトピックが与えられてもある程度具体的な英文を準備しておくことは可能なのではないでしょうか。
つまり、英作文の内容をある程度想定し、具体的な英文を備えておくことができそうであるということです。
次に英検準1級英作文採点気基準 2)構成の話へ移り、4つのパラグラフの凡その語彙数とその役割を記し、意見表明部である第一パラグラフ用のテンプレートを活用しながら、具体的な例文を紹介しました。
第一パラグラフ用の二つのテンプレートを活用しながら、英検準1級の別の過去問題を想定して、第一パラグラフを書いてみましたね。
今回は第二パラグラフ(表明意見の裏付け理由記載部)用のテンプレートを活用しながら、同パラグラフの英文例を記してみましょう。
最初のテンプレートは "First, 文章, which makes it 形容詞 that・・" です。
このテンプレートを活用しながら、英検準1級 過去問題のトピックを想定して第二パラグラフを書いてみましょう。
想定するトピックは以下の2019年第2回目のものです。
"Agree or disagree : High school education in Japan needs to be improved."
ポイントは, "Curriculum, Globalization, Pressure on students, Quality of teaching " の4つです。
第二パラグラフの例文は以下の様なものが考えられます。
First, we have been experiencing a rapid change in our surroundings partly because of tremendous advancement in technology and thus, curriculum at high school is becoming out of date, which makes it clear that the education must be transformed into the latest one suitable for the current age. (48語)
テンプレートを活用して第二パラグラフを完成させることができます。
しかも英検英作文採点基準の一つである「文法」部において、関係代名詞, 形式目的語, make A B等により得点アップを期待できます。
次回からも引き続き、英検準1級の英作文の書き方について記載していきます。
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