前々回からシリーズとして、英検準一級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、その書き方のコツ・ノウハウを記しています。
初回からは、英検英作文採点基準の1)内容の面から書き方を記しており、今回もその続きです。
前回までに、英検準1級英作文のトピックには、社会経済関連のものが多く与えられていること、英検準1級英作文のポイントには、" COST" 及び、"GLOBALIZATION" が頻出していることを紹介しました。
そして、コストを上げる/下げる要因やグロバリゼーションの長短所を英文で書く練習の効果について触れました。これらの練習をしておくと、どんなトピックが与えられたとしても、「ポイント」として挙げられる "COST" や "GLOBALIZATION" を利用して、英検試験本番で英作文を書く助けになるはずです。
コストを下げる要因として便利なのが「技術(進歩・革新)」であることを紹介したのちに、英検準1級の過去問題トピックを想定して、実際の英文例を考えてみました。
今回も同様に、異なる英検準1級試験の過去問題を念頭に、実際の英文例を記してみましょう。
例えば、英検準1級の過去問題 2017年第3回目のトピックである
"Will humans live on other planets some day ?"
を例にとってみましょう。
この過去問題英作文でも、ポイントの一つに "Cost" が含まれています。
いつか異なる惑星に住むことになるという意見であると仮定すると、
Second, advanced technology will make spacecraft development less costly, which makes it possible for humans to send spacecrafts to other planets one after another. It is easily imagined that accumulated knowledge through these trials will enable them to live on other planets in the near future.
上記の様な英文を第三パラグラフ内で使用する事ができます。(二つ目の意見裏付け理由と仮定しています。)
ポイントに含まれる "Cost" を利用し、技術進歩が宇宙船開発コストを下げるので、他の惑星に住むことが可能になるという立場を英文で表現する事ができます。
cost と technology の組み合わせで英文を書く練習が、英検試験本番の英作文に役立ち、英検合格の一助となるのではないでしょうか?
次回からも引き続き、英検準1級の英作文の書き方について記載していきます。
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