シリーズとして、英検準一級の英作文に焦点を当てて、英検英作文の採点基準を参考に、英作文の書き方のコツ・ノウハウを記しています。
英検英作文採点基準の1)内容の面から書き方を記し始め、英検準1級英作文のトピックには、社会経済関連のものが多く与えられていること、英検準1級英作文のポイントには、" COST" 及び、"GLOBALIZATION" が頻出していることを紹介しました。
そして、コストを上げる/下げる要因やグロバリゼーションの長短所を英文で書く練習の効果について触れました。これらの練習をしておくと、どんなトピックが与えられたとしても、英検試験本番で英作文を書く助けになるはずです。
コストを下げる要因として便利なのが「技術(進歩・革新)」であることを紹介したのちに、英検準1級の過去問題トピックを想定して、実際の英文例を考えてみました。
その後、もう一つの頻出「ポイント」である "GLOBALIZATION" を利用して、英検準1級試験の過去問題を念頭に、実際の英文例を記しましたね。
上記の通り、トピックの予想は難しいにしても、頻出するポイントから、どんなトピックが与えられてもある程度具体的な英文を準備しておくことは可能なのではないでしょうか。
次に英検準1級英作文採点気基準 2)構成のお話へ移り、4つのパラグラフの凡その語彙数とその役割を記し、意見表明部である第一パラグラフ用のテンプレートを活用しながら、具体的な例文を紹介しました。
今回は第一パラグラフ用の二つ目のテンプレートを活用しながら、英検準1級の別の過去問題を想定して、第一パラグラフを書いてみましょう。
二つ目のテンプレートは "It is a highly controversial issue. Nevertheless, I am certain that・・・ for the below-mentioned two reasons." です。
想定する英検準1級 過去問題のトピックは 2018年第1回目のものです。
"Is it acceptable to keep animals in zoos ?"
ポイントは, "Animal rights, Educational value, Endangered species, Living conditions " の4つです。
第一パラグラフの例文は以下の様なものが考えられます。
It is a highly controversial issue. Nevertheless, I am certain keeping animals in zoos is acceptable for the below-mentioned two reasons. (21語)
テンプレートを活用して比較的簡単に第一パラグラフを完成させることができます。
しかも英検英作文採点基準の一つである「語彙」部において、highly, controversial, issue, neverthelss等により得点アップを期待できます。
次回からも引き続き、英検準1級の英作文の書き方について記載していきます。
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