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英検ライティングで説得力を上げるテクニック:動詞・助動詞を重ねる表現法

  • 4月20日
  • 読了時間: 5分

日本英語検定協会が公表している「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」によると、高得点を獲得する為の「内容」の評価基準に、「意見を支える論拠や説明がより説得力のあるもの」である事が求められます。


自分の意見を主張する際に、ただ単に事実を述べるだけになっていませんか?

当ブログでは、英検1級から準2級まで幅広く使える、抽象的な「説得力」を具体的に向上させるテクニックをご紹介します。


具体的には、「補助動詞や動詞を重ねる」手法です。


例えば、"is and will remain ~"「~であり、これからも~であり続ける」や、"can and do ~"「~できるし、実際にしている」の様に、2つの(助)動詞を重ねて、時間的な深みや、確信の強さを加える表現です。


単なる断定よりも論理的な厚みを感じさせるために、採点官に「説得力のある意見」として印象づけることができます。


各級のレベルに合せた例文と練習問題を用意しましたので、是非、次回のライティング練習にこの表現を取り入れてみて下さい。


1級・準1級:社会課題や政策の議論を深める  

高度なレベルの英作文では、事象の継続性や社会的責任を強調すれば、文章の説得力が増します。

例えば、過去から現在、そして未来へと続く視点を取り入れる事で、論理の強固さを示す事ができます。


具体的な例文を見てみましょう。


① This policy has continued and will continue to address the root causes of economic inequality, ensuring long-term stability.


「この政策は、経済格差の根本的原因に対処し続けており、今後もそうあり続け、長期的な安定を確実にもたらす」


単に、"has continued to" や "will continue to" と記載するよりも、両方の表現を組合わせ、過去・現在・未来という時間的深みが加わる事により、説得力が増します。


② Public trust is and must remain the cornerstone of any democratic society ; without it, governence becomes fragile.


「国民の信頼は、すべての民主社会の土台であり、そうあり続けなければならない。国民の信頼のない民主社会では統治が脆弱になってしまう」


"is" と "must remain" を重ねる事により、国民の信頼は時代によらずに民主社会の土台である事が表現できる。


2級~準2級:身近なテーマを確信を持って述べる

次に英検2級 ~ 準2級用の例文に移ります。


2級 ~ 準2級では、比較的身近なトピック (学校、地域、テクノロジー等) に対し、自分の立場や意見を明確にする事が求められます。


ここでは、「実現可能性」や「事実」を重ねる事で意見の具体性を強める例文を挙げます。

難しい単語を使わずに、シンプルかつ力強く意見を述べている文章です。


① Tablets and computers can and do help us learn more easily at home and school.

「タブレットやコンピューターは、家庭や学校での学習をより簡単にする事ができ、実際にその様に役立っています」


単に "can" だけを使うのでなく、「実際に役だっている」との内容を含め、より説得力のある文章を作り上げています。


② Public parks have always been and will always be important places for our health and relaxation.


「公共の公園は、これまでもこれからも、私たちの健康とリラックスのために大切な場所です」


現在完了形と未来形を重ねて、過去・現在・未来にわたって、公共公園の果たしている役割を強調でき、その結果意見をより力強く裏付けています。


練習問題 英検1級 ~ 準1級レベル

 

それでは、練習問題を通じて、この表現法の実際の使い方をマスターしましょう。


以下の文を、括弧内の語句を○○○内に挿入して、説得力を高める形に書き換えて下さい。


Technological advancement ○○○ revolutionize the way we interact with global markets.

(has continued / will continue)


② Environmental preservation ○○○ be recognized as a fundamental obligation for multinational corporation.

(is / must)


解答


① Technological advancement has continued and will continue to revolutionize the way we interact with global markets.

「技術革新は、我々が世界市場との関わり合う方法に、これまでも革命をもたらしてきたし、今後も革命をもたらし続けるだろう」


② Environmental preservation is and must be recognized as a fundamental oblization for multinational corporations.


「環境保護は、国際企業が果たすべき義務であり、義務であると認識されなければならない」


練習問題 英検2級 ~ 準2級レベル


次に、英検2級 ~ 準2級用の練習問題です。


以下の文を、括弧内の語句を○○○に挿入して、説得力を高める形に書き換えて下さい。


① Regular exercise ○○○ improve our physical and mental health.

(can / do)


② Volunteering ○○○ a good way to make new friends in the community.

(has been / will be)

解答


① Regular exercise can and does improve our physical and mental health.


「定期的な運動は、身体的・精神的健康を改善させることができるし、実際に改善させています」


② Volunteering has been and will be a good way to make new friends in the community.


「ボランティアは、今まで、地域社会で新しい友達を作るよい方法であったし、今後もよい方法であるだろう」


まとめ:説得力は「重ねる」事で生まれる


この表現法は、説得力を高め、採点基準の「内容」での評価を高めるだけでなく、書き手の文法力の高さも示し、「文法」での評価アップにも繋がります。


同時に、思考の深さをアピールできる強力なツールです。


"is and will remain":事実や理念が今後も変わらないことを強調


"can and do":可能であるだけでなく、実際に効果をもたらしている事実を指摘


"has continued and will continue (to)":歴史的な流れと将来性を同時に示す


この様に動詞や助動詞の組合わせを意識するだけで、英作文の印象は劇的に変わります。


是非、練習問題に取組みながら、ご自身の英作文にも取り入れてみて下さい。


水遊びするネコ
水遊びするネコ


 

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