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英検準1級ライティング攻略! 第1パラグラフの「削り方」で要約問題はもっと楽になる

  • 4 日前
  • 読了時間: 3分

英検準1級の難関、要約問題


200語強の英文を60 - 70語にまとめるのは、一見すると至難の業に思えますね。


しかし、実は「書かなくてもよい場所」を見極めるだけで、難易度はグッと下がります。

このブログでは、過去問題の解答例を分析して見えてきた、第1パラグラフの劇的スリム化テクニックをご紹介します。


第1パラグラフは「4分の1」まで削れる!

通常、準1級の要約問題は全体を「3分の1」(語彙数:200強 ⇒ 60-70) 程度の長さに圧縮する必要があります。


しかし、第1パラグラフに限っては、更に短い「4分の1」程度まで削っても合格レベルの要約が可能です。


なぜなら、第1パラグラフの多くは「導入 (前置き)」+「主題 (メインテーマ)」という構成になっており、前半の前置きは要約に含めなくても文脈が成立するからです。


むしろ、この第1パラグラフ要約時に思い切って「削る」ことが要約問題を楽にこなす為の鍵になります。


過去問題で見る「捨てる勇気」の具体例


それでは、2025年度の過去問題の解答例を見てみましょう。


いかに大胆に情報を削っているかが分かります。


ケース①:2025年度第3回試験 (バイオロギング)


・原文 (63語)


世界中に動物学者がたくさんいる事、動物学者が使う機器の名前、機器を使った具体的な測定項目 (体温・心拍数・汚染・音)が説明されています。


・要約 (16語)


Scientists use biobloggers as a method to gather information about animals' biological condition and surrounding environments.


・ポイント


「世界中に学者がいる」、測定項目としての「体温や心拍数」などの具体的説明や導入をバッサリカットし、機器使用の目的と対象だけに絞っています。


ケース②:2025年度第2回試験 (切り株の焼却)


・原文 (64語)


作物収穫の方法、切り株 (stubble) の定義、なぜ切り株を焼くのかという理由が丁寧に説明されています。


要約 (19語)


Some countries want to pass a law to outlaw the burning of stubble by farmers to clear their fields.


・ポイント


「米や麦は上の方だけ切る」の様な背景知識は一切不要。


収穫方法や、切り株の説明、切り株を焼く理由などの部分はカットし、「法律で禁止しようとしている」という結論だけを述べています。


ケース③:2025年度第1回試験 (地域暖房)


・原文 (70語)


個別暖房の現状、地下パイプの仕組み、複数の建物を一斉に暖める機能が説明されています。


要約 (16語)


District heating systems, in which multiple buildings share an energy source, are becoming more common globally.


・ポイント


地域暖房の仕組みの詳細は「エネルギー源の共有」という短いフレーズに凝縮し、個別暖房の説明などはカットしています。


なぜ、「前置き」を削るべきなのか?


第1パラグラフの前半をカットする事には、2つの大きなメリットがあります。


語数の節約


第2・第3パラグラフに含まれるメインテーマの利点 (又は賛成意見)、欠点 (又は反対意見) を記述する為の語数を確保する事ができます。


通常、要約前原文を約1/3の語数で要約しなければならない所、第1パラグラフで語数を節約する事により、第2 / 第3パラグラフを、語数の余裕を持って要約する事ができるのです。


時間の節約


導入部分の言換えに悩む時間を減らし、実際に要約しなければならない箇所に時間を充てることができます。


又、第1パラグラフをカットする事で、不要な間違いを犯す恐れも大幅に軽減できます。


準1級要約問題 まとめ


要約問題のコツは、「筆者が最も伝えたい主題 (メインテーマ)」を見つけ出し、そこに至るまでのステップを思い切って省略する事です。


そして、メインテーマに至るまでのステップは多くの場合、第1パラグラフの前半です。


この部分を勇気を持ってカットできれば、第2 / 第3パラグラフの要約を、時間・語数面で余裕を持って対処できます。


まずは、過去問題を活用して、「この1文だけで主題が伝わる」コアな部分を探す練習から始めてみて下さい。


 

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