< ドジャースの育成哲学に学ぶ > 佐々木朗希投手と英語学習に共通する「Long-Term(長期的)」視点
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こんにちは!
メジャーリーグ (MLB) での挑戦を続けている佐々木朗希投手。
現在は、ファンの期待通りの成績を必ずしも残せているとは言えないかもしれません。
彼は、スライダーの習得やフォークボールの種類を増やすといった、ピッチングのモデルチェンジに必死に取組んでいます。
そんな彼を見て、現地メディアやファンからは次の様な声が上がっています。
"If Sasaka needs to work on these many facets of his game, why not do it in the minor leagues ?"
「これほど多くの課題に取組む必要があるなら、なぜマイナーリーグ(2軍)でやらないのか?」
しかし、ロサンゼルス・ドジャースの姿勢はぶれません。
5月19日付けの The New York Times の記事 ("Dodgers are playing the long game with Roki Sasaki") から、ドジャースの育成哲学を英語と共に紐解いてみましょう。
なぜ1軍 (メジャー) で使い続けるのか?
ドジャースのフロント (球団幹部) は、マイナーに落とすことは彼のためにならないと断言しています。
"The Dodgers believe that would be detrimental to his long-term development and severely hurt his chances of growing into a top-tier starting pitcher."
「ドジャースは、それが彼の長期的な成長にとって不利益となり、トップクラスの先発投手に育つ可能性を大きく損なうと考えています」
英検の英作文でも "detrimental" (有害な、不利益な) が使えます。
彼らが求めているのは、目先の1勝ではなく、未来のエースとしての姿です。
"For Sasaki to achieve what the club believes is his highest potential, he is going to have to adjust in major leagues.
The Dodgers are willing to grant him that opportunity, even it it costs them a handful of games in the regular season."
「佐々木が最高の実力を発揮する為には、メジャーリーグの中で適応していかなければならない。
ドジャースは、レギュラーシーズンで数試合を落とす事になろうとも、彼にその機会を与えるつもりだ」
ドジャースの編成トップであるフリードマン社長は、ファンが「今」の勝利を求めている事を理解しつつも、こう述べています。
"Fans don't care at all about three years from now or five years from now・・but he must make decisions for the long-term benefit of the Dodgers, as well."
「ファンは3年後や5年後の事など気にしない。しかし、彼(フリードマン氏) はドジャースの長期的利益 (long-trem benefit) の為の決断も下さなければならない」
The Dodgers did not expect this to be a seamless transition."
彼らは最初から、これが途切れないスムーズな移行になるとは期待していませんでした。
”We definitely see him as a long-term starting pitcher."
"The feedback he gets from major league hitters is really important."
「メジャーリーグの打者から受取る反応」こそが、彼を本物の "elite starting pitcher" に育てると確信しているのです。
英語学習(英検対策)における"Long-term"の視点
このドジャースの姿勢は、私たち英語学習者、特に英検の上位級 (1級・準1級) を目指す方の戦略と同じです。
多くの人が、目先のゲームに囚われがちになります。
しかし、本当に使える英語力や、英作文で高得点を叩き出すための力は、一朝一夕には身につきません。
佐々木投手がメジャ-の強打者から厳しいフィードバックを得ているように、私たちも自分の実力よりも少し上の英語にも触れ、添削などを通じて厳しいフィードバックを受ける必要があります。
・今のミスを恐れない:エッセイを書いて文法ミスをしたり、不自然な表現を指摘されたりする事は、英語上達の重要なヒントを得ているのと同じです。
・本物の環境で調整する:易しいマイナーリーグにこもるのではなく、本物のメジャーリーグの様な厳しい環境にも挑戦し、ハイレベルなトピックや洗練された表現に触れ、繰返し学習する事が結果として、最短で目標に到達する方法です。
今回のブログで使えるキーフレーズ
今回の記事から、英検のエッセイ (特に教育・子育て・人材育成などのテーマ) でそのまま使える表現をピックアップしました。
英語フレーズ | 意味 | 使い方の例 |
be detrimental to ~ | ~にとって有害である | Investing only in short-term profits can be detrimental to long-term growth. |
achive one's highest potential | 最高の実力を発揮する | Proper training environments allow individuals to achieve their highest potential. |
long-trem benefit | 長期的な利益 | Governments should focus on the long-term benefits of educational reforms. |
佐々木投手が、ドジャース首脳陣の期待に応え、最高の先発ピッチャーへ成長していく姿を見守っていきましょう。
そして我々も、目先の失敗に一喜一憂せず、"Play the long game" (長期的な勝負) の精神で、長期戦を共に勝ち抜いていきましょう。




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