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英検受験生の皆さんへ応援メッセージ

こんにちは、受験生の皆様!

英検試験対策、お疲れ様です。


今日は、皆さんの日々の努力を応援するメッセージを、ちょっと面白い視点からお届けしたいと思います。


ニューヨークタイムズ紙で、スポーツ心理学に関する記事が掲載されていたのをご存じでしょうか?


一流アスリートが、どの様に心のコントロールをしているか、その考え方を私たちの日常生活にどう応用できるかについて書かれていました。


アスリートの世界は、常にプレッシャーと隣り合わせです。


試合本番でのミス、怪我、観客からのブーイング、SNSでの心ない批判。


これらすべてに立ち向かいながら、最高のパフォーマンスを発揮し続けなければなりません。


英語の勉強も同じですよね。


模試で思うように点数が取れなかったり、単語が覚えられなかったり、周囲と比べて焦ったり、色々なプレッシャーを感じることがあるかもしれません。


でも大丈夫です。


アスリートが実践している心の持ち方は、英検試験合格という目標に立ち向かう私たちにも、きっと役立ちます。


制御できるものに集中する:

"Control the Controllables"  

スポーツ心理学の基本原則の一つに、「Control the "controllables" (制御できるものを制御する)」という考え方があります。 記事では次の様に書かれていました。


"These athletes understand that they cannot control distractions such as screaming fans or criticism on social media. Instead of trying to avoid feeling distracted, ask yourself : "What do I want to pay attention to in this moment ?"


一流アスリートは、観客の絶叫やSNSでの批判といった、自分ではどうにもできない「制御不能なもの」をコントロールしようとはしません。


代わりに、自問自答します。


「この瞬間、自分は何に集中したいだろう?」と。


この考え方は、英検の勉強にも当てはまります。例えば、


・模試の点数に一喜一憂する

・他の受験生と自分の進捗を比較する

・一度に沢山の単語を覚えようとしてパニックになる


これらは、「制御不能なもの」かもしれません。


模試の点数は過去の結果であり、他人の進捗は自分には変えられません。


そして、一度にすべてを完璧にこなそうとする事は、かえって負担になります。


では、私たちが「制御できるもの」は何でしょうか。


・今日取組むべき勉強の内容

・集中するための環境作り

・間違えた問題の復習

・休息を取るタイミング


これら「制御できるもの」に意識を向け、一つ一つ着実にこなしていく事が大切です。


例え周りに惑わされても、「今、この単語を覚える事に集中しよう」「今はリスニングの練習に集中しよう」と、自分のすべき事に触点を当て直すことで、無駄なプレッシャーから解放されます。


失敗と自己価値を切り離す

もう一つ、記事で印象的だったのが、失敗に対する考え方です。


"If you are able to separate your identity from your performance, you recognize that your worth is not defined by one result."


「自分のアイデンティティ(自己価値)とパフォーマンス(結果)を切り離すことができれば、一つの結果で自分の価値が決まるわけではないと認識できる、という意味です。

これは非常に重要な考え方です。


英検の試験、二次試験のスピーチで失敗してしまったら、「私は英語が苦手なんだ」と、自分自身を否定的に捉えてしまうかもしれません。


でも、本当にそうでしょうか?


記事では、仕事での失敗を例に、以下の様に書かれています。


"This is a signal that I need to adjust my pacing, not a sign I am bad at my job."


「これは、ペースを調整する必要があるというサインであって、私が仕事ができないという兆候ではない」


この考え方を英検に当てはめてみましょう。


・単語テストで高得点が取れなかった ⇒ これは、単語をもう一度確認する必要があるというサインです。あなたは英語が苦手であるというサインではありません。


・模試のスコアが伸び悩んでいる ⇒ これは、勉強法を見直すチャンスかもしれません。あなたの努力が足りない、あるいは、才能がないというサインではありません。


・二次試験で言葉に詰まってしまった ⇒ これは、特定のトピックについて練習が必要であるという気づきです。スピーキングが苦手だというサインではありません。


一度や二度の失敗で、あなたの努力や、英語学習に対する情熱、あなた自身の価値が決まるわけではありません。


失敗は、単なる「改善のための情報」であり、あなたが次のステップへ進むための道しるべなのです。


完璧を求めず、前進し続ける


英検の勉強は、長く、時には苦しい道のりかもしれません。


しかし、アスリートがそうである様に、私たちも完璧な人間になる必要はありません。


大事なのは、完璧なパフォーマンスを求める事ではなく、どんな状況でも前に進み続ける"しなやかな心"を持ち続ける事です。


模試で失敗しても、単語が覚えられなくても、それらはあなたが成長する為の機会です。


一喜一憂せずに、その”失敗”から何を学ぶかを考え、次に活かす。それが合格への近道です。


皆さんの日々の努力は必ず報われます。


焦らず、自分のできる事に集中し、失敗を恐れず、一歩ずつ前進していきましょう。


皆さんの挑戦を心から応援しています。


合格祈願・応援祈願
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