こんばんは。
大阪を拠点に、オンラインでサービスをご提供している、英検英作文専門添削教室の藤澤
です。
昨日のブログで、2024年10月実施過去問題での英検1級要約問題を例に取りながら、要約時の対策を記載致しました。
昨日は、第1パラグラフで、主題 (今回の問題では、ガソリン・ディーゼル消費増) を導く為の説明箇所などは要約文には含めないことの効果を述べました。
今回のブログでは、第2パラグラフの要約について考えたいと思います。
第1パラグラフ同様、要約文に含めず省略できる箇所を見極めることが大切です。
日本英語検定協会が公表している通り、要約問題の考え方は、具体的記述 ⇒ 一般的・抽象的記述が含まれます。
第2パラグラフでは、後半部の "15 percent of the world's total CO2 emissions" はまさしく具体的数値を絡めた説明ですので、これを含む文章は省略できそうです。
(burning these fuels ~ CO2 emissions までの 26語彙)。
加えまして、同パラグラフ導入部分の 1 ~ 2行目は、このパラグラフのメインとなるガソリン・ディーゼル消費増の問題点を導く為の説明であり、この文章も要約文からは省くことができます (Gasolin and diesel ~ finite resoirces の11語彙)。
上記2箇所で、合計37 (26 + 11) 語彙を原文から取り除く事ができ、要約がシンプルになります。
この様に、原文をよく理解し、要約文の内容から除外できる箇所を見極める読解力が、要約問題の負担を下げてくれる一つの鍵となります。
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