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ワールドシリーズ、日本シリーズから広がる! 野球と英語を10倍楽しむ方法

野球ファンなら見逃せない秋の祭典  

秋はスポーツの季節、そして野球ファンにとっては最高のクライマックスを楽しむ季節です。

日本国内では、プロ野球の今年の頂点を決める日本シリーズが、熱い戦いを繰り広げています。


今年は、阪神タイガースと福岡ソフトバンクホークスという、球界を代表する人気と実力を兼ね備えたチーム同士の対戦で、大きな注目を集めています。


そして、海を渡ればメジャーリーグの年間王者を決めるワールドシリーズ。


この二大シリーズを、ただの試合観戦で終わらせるのは勿体ない。


これらは生きた英語を学ぶ教材ともなるのです。


このブログが、野球の感動を味わいながら、楽しく、そして実践的に英語力をアップさせるヒントとなれば幸いです。


ワールドシリーズを英語で追いかける醍醐味

メジャーリーグ、特にワールドシリーズは、アメリカの文化やトレンドが凝縮されています。


試合結果だけでなく、選手個人のストーリー、監督の采配、現地メディアの報道に目を向けると、英語学習の宝庫が見えてきます。


まずは、今回のワールドシリーズで注目を集めるニュース記事から、ワクワクする表現をピックアップしてみましょう。

<引用記事>


The Shohei Ohtani-powered Los Angeles Dodgers will attempt to become the first team in 25 years to win back-to-back world series titles when they face a Toronto Blue Jays team determined to end a decades-long title drought.


<和訳>


大谷翔平選手を擁するロサンジェルス・ドジャースは、数十年にわたる無タイトルを終わらせようと決意するトロント・ブルージェイスを迎え撃つ中、25年ぶりにワールドシリーズ連覇を目指しています。


<注目フレーズ>


Ohtani-powered = 大谷の力に支えられている。スポーツニュース特有の躍動感のある表現です。


back-to-back = 連続して、連覇の


title drought = タイトル渇望。"drought" は異常気象の「干ばつ」だけではないのですね。


<引用記事>


In Ohtani, the Dodgers have the reigning National League MVP, a pitching and hitting unicorn who is inarguably the best player on the planet, possibly even of all time.


<和訳>


大谷は、現役ナショナルリーグMVP、投打のユニコーンであり、間違いなく地球上で最高の選手、恐らく史上最高の選手である。


<注目フレーズ>


reigning MVP = 現役最優秀選手


unicorn = 伝説上の動物ですが、希有な存在・唯一無二のという比喩表現です。


unarguably = 議論の余地なく


<引用記事>


The cross-border nature of the World Series matchup also comes at a time of heightened geopolitical relation between Canada and the U.S., following the election of U.S. President Donald Trump.


<和訳>


このワールドシリーズが、国境を越えた性質を持っている事は、ドナルド・トランプ大統領当選後のカナダ / 米国間の地政学的関係が緊迫している時期とも重なっている。


<注目フレーズ>


cross-border nature = 国境を越えた性質


heightened geopolitical relationship = 緊迫した地政学的関係


<引用記事>


Ohtani is the centerpiece of an expensively assembled team that critics have accused of "ruining baseball", which, unlike many professional sports in North America, does not have a salary cap.


<和訳>


大谷は、北米の多くのプロスポーツと異なり、給与上限のない野球を「台無しにしている」と非難されている、高額選手を集めたチームの中心選手だ。


<注目フレーズ>


centerpiece = 中心人物、目玉


salary cap = 年棒総額上限


日本シリーズ:阪神 vs ソフトバンクの熱戦を英語で表現


今年の日本シリーズは、セ・リーグ王者の阪神タイガースと、パ・リーグ王者の福岡ソフトバンクが激突しています。


海外メディアも注目するこの対戦からも、最新の英語表現を学びましょう。


<引用記事>


The stage is set for 2025 Japan Series, as the Central League's Hanshin Tigers and Pacific League's Fukuoka SoftBank Hawks emerged victorious from their respective Climax Series battles.


<和訳>


セ・リーグの阪神タイガースとパ・リーグのソフトバンクホークスが、それぞれクライマックスシリーズの戦いを制し、2025年日本シリーズの舞台は整った。


<注目フレーズ>


the stage is set = 舞台は整った、準備ができた

重要なイベントが始まる期待感を伝える表現です。


emerged victorious = 勝利を収めた、勝ち上がった

"won" よりもドラマチックな勝利を表現できます。


respective = それぞれの

両リーグの戦いを簡潔に説明する際に便利な語彙です。


さて、ここからは、普段何気なく使っている野球用語を、正しい英語でお伝えしていきます。

これらを意識すれば、語彙力や表現力がグングン伸びていきます。


デッドボール = Hit by pitch (HBP) "Dead ball" はボールがグラウンド外に出た状態を指します。


・ホームラン = Home run (HR)


ナイター = Night game ("nighter" は和製英語で、現地では通じません)


ランナー = Baserunner (塁上の走者は "baserunner" が正確な表現です)


・振り逃げ = Uncaught third strike (直訳すると「捕球されなかった三振」)


実践! 英語学習を野球観戦に取り入れる3つの方法


野球に対する興味を通じて、以下の様に英語学習を習慣化する事も可能です。


①現地メディアの記事見出しを毎日読む


ESPNやMLB公式サイト、日本のプロ野球を扱う英語ニュースサイトなど、現地のスポーツニュースサイトの見出し (Headline) を毎日チェックしてみましょう。


見出しは、簡潔で力強い表現の宝庫です。


②実況・解説をシャドーイングする


YouTube や MLB TV など英語の実況・解説を聴きながら、聞こえてきた表現を真似て声に出す (シャドーイング) 練習をしてみましょう。


ホームランやファインプレー時のアナウンサーの興奮した表現 (He crushed!, What a play!など)を、感情を込めて真似すると、自然な抑揚が身につきます。


③英語で「今日のヒーロー」を語ってみる


試合後、今日のヒーローになった選手を、3文ほどの英語で説明してみましょう。


例えば、

The pitcher threw seven shutout innings. (その投手は7回を無失点に抑えた)


He struck out 10 batters. (彼は10個の三振を奪った)


He is a real ace. (彼は本物のエースだ)


野球は「動く」英会話教材 まとめ


ワールドシリーズと日本シリーズは、私たちに感動を与えてくれます。


加えて、野球をいう共通言語を通じて、世界中のファンと繋がる扉を開いてくれるのが英語です。


「好きこそものの上手なれ」。

野球の試合を追いかけながら、生きた英語、熱い表現、専門用語を自然に身につけましょう。


海外の野球ファンと英語で熱く語り合える日が来ます。


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