英検・TOEIC攻略の鍵:「速読」と「脳のスタミナ」を鍛える多読のすすめ
- 57 分前
- 読了時間: 4分
英検 (特に上級) や TOEICといった試験では、膨大な問題数を制限時間内に処理しなければなりません。
「時間が足りない」と悩む多くの受験生が直面する大きな壁であり、そこで目指されるのが「速読」です。
しかし、実はこの「速読」に対する誤解が、スコアアップを阻む原因になっていることがあります。 今回は、真の意味での「速読」とは何か、そしてそれを支える「脳のスタミナ」をどの様に養うべきかについて、以下の目次の順に解説します。
目次
「速読」の正体はスピードではなく「効率」
高得点には「脳のスタミナ」が不可欠
学習への取り入れ方アドバイス
「速読」の正体はスピードではなく「効率」
「速読」と聞くと、目を高速で動かす技術や、斜め読みを想像するかもしれません。
しかし、英語学習において、試験対策として真に求められる速読とは、「英語を英語の語順のまま理解する効率の良さ」の事です。
英語と日本語は語順が大きく異なります。
和訳を介した読み方をしてしまうと、以下の二度手間が発生し、大変非効率で、時間も労力も必要以上にかかってしまいます。
・英文:I went to the park with my brother yesterday.
・和訳プロセス:
① まず英文の先頭 (I) から順に 文末の "yesterday" まで読む。
② 文末の "yesterday" から和訳を進める。
「昨日(yesterday)、兄と(with my brother)、公園へ(to the park)、行きました(went)」
つまり、一つの文章読むのに、①文頭から読む手間と、②文末から和訳する手間の、二つのプロセスが必要になります。
主語 (I) 以外がすべて逆順になる日本語訳を脳内で行なう事は、時間的・労力的な大きなロスです。
英文を英語のまま理解できる能力 (Reading English as English) さえ身につければ、例え物理的なスピードがゆっくりでも、戻り読みしない分、トータルの処理速度は飛躍的に向上し、読解の労力も最小限に抑えられます。
これが、真の「速読」です。
つまり速読には、単なる速さではなく、読み方の質を変えることが重要です。
高得点には「脳のスタミナ」が不可欠
次に、「脳のスタミナ」について。
試験終盤になっても集中力を切らさずに、正確に粘り強く問題を解き続ける為には、「脳のスタミナ (集中の持続力)」が必要です。
残念ながら、このスタミナは短時間で付け焼き刃の様に身につくものではありません。
日頃から「多くの英語に触れ、多くの問題を解く」というトレーニング以外に、この持久力を養う近道はないのです。
少しの英文を読んだだけで疲れてしまっていては、本番の試験時間 (特に長時間に及ぶ英検や TOEIC) を乗り切ることはできません。
スタミナのない選手が、マラソンで好成績を残せないのと同じ理屈かもしれません。
多読で「速読力」と「脳のスタミナ」を同時に養う
これら二つの能力 - 「英語を英語のまま理解する速読力」と「集中力を持続させる脳のスタミナ」- を同時に鍛えるのに最適なのが「多読」です。
多読を続ける事で、英語を翻訳せずに理解する回路が脳に定着し、同時に、長文を読み続ける事への抵抗感もなくなっていきます。
学習への取り入れ方アドバイス
それでは、どの様にして多読の習慣を身につければ良いでしょうか?
いきなり難解な英文を大量に読むのはハードルが高いものです。
継続する為には、以下のステップがお勧めです。
① まずは興味のある分野から
自分の好きなジャンルやトピックの英文であれば、内容を推測しながらでも読み進めやすく、多読を習慣化しやすくなります。
スポーツでも、ファッションでも、自分の好きな分野の読み物から始めてみましょう。
② 英検上級対策なら英字新聞を
英字新聞を読むと、多読と同時に、英作文問題トピックの背景知識が自然に身につきます。
英作文 (ライティング)で使えるハイレベルな表現や論理展開もインプットする事ができます。
「速読力」と「脳のスタミナ」
この二つを多読で養い、試験本番で余裕を持って実力を発揮出来る様になります。
当教室では、分野別に整理した英字新聞記事(抜粋)があります。
御興味のある方は、是非教室ホームページよりご連絡下さい。
無料で差し上げます。




コメント