回数を分けて、英検1級・英検準1級の英作文解答例で、使われている主語の種類を分析してきました。
今回は、2級英作文解答例の主語を調べてみます。
対象は、2024年10月実施 過去問題の2級英作文です。
トピックは、
In Japan, some people say that famous tourist sites, such as castles and temples, should limit the number of visitors. Do you agree with this opinion ?
使われている主語は以下の通りです。
・ visitors : 3回
・ "I" : 2回
・ people : 1回
・ famous sites: 1回
・ 動名詞 : 1回 (limiting)
人の主語 (visitors, I, people) が 計6回、人以外の主語が 計2回です。
明らかに、英検1級・準1級の場合と傾向が異なっています。
原因の一つは、主語 + 助動詞 + 動詞 (+ 目的語 + 前置詞 + 動名詞) のテンプレートだと考えられます。
このテンプレートは、英検2級解答例で、非常に多く使われており、この回の解答例でも6回使われています。
6回のうち、主語で”人”であるのが3回 (visitors 2回 , people 1回)です。
この事から、当然のことで心苦しいのですが、2級英作文問題では、準1級・1級に比べて文構造の多様性を、それほど求められない。
人の主語を使いながら、上記テンプレートを活用すれば、一定の評価を得ることができると考えられます。
同じ形のテンプレートが多すぎると感じる場合には、”前置詞 + 動名詞" や 動名詞主語を利用すれば良いでしょう。
逆に言えば、英検1級・準1級では、人以外の主語も多様に使い分けながら、同じ形の語彙・表現の重複使用には、注意しなければなりません。

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