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準2級プラス要約問題分析

2025年度より、準2級プラスが新設されました。


この準2級プラスの、第1回要約問題解答例を、パラグラフ別に分析してみましょう。


① 全体像

  1) 内容

    日常生活でのAI 利用増と、そのメリット及びデメリット


2) 語彙数

   要約前の原文 (語彙数92) ⇒ 要約文 (語彙数35)


② 第1パラグラフ

1) 内容

  < 要約前の原文 - 語彙数 25 >

・第1文:「日常生活でAIを活用する人が増えている。」


     ・第2文:「コンピューターや、スマホで、様々な質問をする事ができる。」


< 要約後の文章 - 語彙数 8 >

「日常生活でAIを活用する人が増えている。」


2) 要約方法

原文のうち、AI利用者が増えている事のみ記載し、具体的な使用方法は省略。


第2パラグラフ (AIのメリット)

        1) 内容

             < 要約前の原文 - 語彙数 28 >

                   ・第1文:「AIは、答えや解決策を素早く示してくれるので役立つ。」


     ・第2文:「我々は、質問相手や答えを探す必要がない。」


               < 要約後の文章 - 語彙数 11 >

                    「AIは、答えや解決策を素早く示してくれるので役立つ。」


       2) 要約方法

             原文のうち、第1文の内容のみ記載し、AIの働きから生まれる具体的成果は省略。


第3パラグラフ (AIのデメリット)

1) 内容

             < 要約前の原文 - 語彙数 39 >

                   ・第1文:「懸念がある。」


     ・第2文:「自分で考える習慣を失う。」


      ・第3文:「自分で考えると、考える力が改善される。」


・第4文:「AIに頼るだけだと、考える機会をなくす。」


               < 要約後の文章 - 語彙数 16 >

                    「AIに頼るだけだと、考える習慣がなくなる。」


       2) 要約方法

             このパラグラフの中心 -AIのデメリット - である第4文のみ記載し、それ以外は省

    略。


この様に見てみると、他の級の要約問題同様、要約文内容に含めなくてもよい文章を、如何に省略していくかが重要と考えられる。


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