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要約問題の対処法

こんばんは。

大阪を拠点に、オンラインでサービスをご提供している、英検英作文専門添削教室の藤澤

です。


昨日のブログでは、英検2級の要約問題に焦点を当てながら、少しでも負担の軽くなるような方法に触れてみました。


英検準1級の要約前の原文のスタイルも、英検2級と似ている点が多々あります。


英検準1級でも、要約前の原文の構成は以下の通りです。


第1パラグラフ:主題とその背景説明

第2パラグラフ:主題の利点、又は、賛同意見

第3パラグラフ:主題の欠点、又は、反対意見


第1パラグラフでは、主題に導く為に、何らかの説明が加えられます。


2024年10月実施の過去問題では、宇宙探査用資金を、民間へも米国政府機関から供給することです。


第1パラグラフでは、同資金の現在までの使用状況 (民間ではなく、公共機関へ供給) を、1~3行目の途中まで説明し、その後主題へ移っています。


主題へ移る前の3行目途中までは、要約文に含める必要はありません。

要約文から除外する事により、指定語彙数に収めることが少し楽になりますし、必要のない悩みを省くことができます。


第2パラグラフの後半では、「政府機関への資金供給の欠点 (slow) ⇒ その欠点の改善」の構成ですが、同欠点 (slow) は要約文からは省略し、改善される点 (being made faster) のみを説明すればよいでしょう。


第3パラグラフの構成は、「関連法の歴史/経緯 ⇒ 民間への資金供給の欠点」ですが、同様に前半の歴史 / 経緯は要約文から省略して、欠点のみを記載すればいいでしょう。


この様に、要約文から省略する部分を見極める事により、要約しやすくなり、語彙数も抑えやすくなります。


少しでもご参考になる点があれば嬉しく思います。


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