テンプレート活用術：英検ライティング時間を短縮！ 時短＆高得点の裏技

英検ライティングで「時間が足りない・・」と焦ってしまうことはありませんか？

意見を考える時間、文章構成を練る時間、書き上げる時間。

これらを短縮し、余裕を持って高得点を目指す助けになるのがテンプレートです。

このブログ記事では、テンプレートを使って英検2級ライティング時間を短縮する実践的な技を、分かりやすくご紹介します｡

テンプレートが時間を生む！ 時短のメカニズム 　

テンプレートがないと、受験者は「導入で何を書こう？」「文章構成は？」と、考える必要があります｡

これに時間をとられると焦りが生じてしまいます｡

しかし、テンプレートがあれば、「どの様な順番で書くか」がすぐに決まります｡

例えば、導入となる第1パラグラフは次の型に当てはめるだけで完成します｡

I agree with this opinion. (又は、I disagree with this opinion.)

I have two reasons to support my opinion.

これで使用語彙数は約13となり、第1パラグラフが完成します｡

TOPICが "Do you think the number of ～ will increase in the future ?"型の場合には、

I am sure that the number of ～ will be on the rise in the future." 又は、

I do not believe that  the number of ～ will be on the rise in the future."

と調整して、I have two reasons to support my opinion. へ繋げることができます｡

このシンプルな型があるだけで、時間を大きく節約できます。

テンプレートに慣れてくると、エッセイを書く作業は「空欄を埋める作業」に変わります｡

本体パラグラフ用テンプレート

上記のテンプレートを使えば、第1パラグラフはすぐに完成します｡

問題は、意見裏付け理由を説明する本体パラグラフ（第2・第3パラグラフ)ですね。

本体パラグラフでは、

”主語 + 助動詞(canなど) + 動詞 + 目的語 + 前置詞(byなど) + 動名詞・・・"

このテンプレートを積極的に活用しましょう｡

例えば、2025年度第1回試験の英検2級英作文問題を想定してみましょう｡

トピック：（外国語の練習で AIを利用するのは良い考えか？）

「良い考えである」という立場を仮定すると、

第2パラグラフは、

First of all, it is efficient. Learners can practice speaking and listening to a foreign language anytime and anywhere by using AI.

まず、第2パラグラフ書き出しに、テンプレートの "First of all" を使います｡

次に、上記で記載した、"主語 + 助動詞 + 動詞 + 目的語 + 前置詞 + 動名詞・・"テンプレートを活用します｡

今回の第2パラグラフでは、

主語：Learners

助動詞：can

動詞：practice

目的語：speaking and listening to a foreign language

前置詞：by

動名詞：using AI

次に第3パラグラフに移りましょう。

In addition to the above, it is cost-effective. Learners can save time and money by using AI.

They can learn foreign languages at home without going to school.

まず、第3パラグラフ書き出しに、テンプレートの "In addition to the above" を使います｡

更に、上記で記載した、"主語 + 助動詞 + 動詞 + 目的語 + 前置詞 + 動名詞・・"テンプレートを活用します｡

今回の第3パラグラフでは、

主語：Learners

助動詞：can

動詞：save

目的語：time and money

前置詞：by

動名詞：using AI

もう一つの文章では、

主語：they

助動詞：can

動詞：learn

目的語：foreign languages

前置詞：without

動名詞：going to school

テンプレートの型はそのままで、トピックに応じて必要があれば調整を加えるなど、柔軟に対応しましょう｡

実践！時短 & 高得点を叶える時間配分

テンプレートを活用すれば、ライティングの時間を短縮できます｡

個人差はありますが、20分前後で仕上げ、見直しも忘れない様にしましょう｡

STEP1：問題分析と理由の決定

「賛成か反対か」「増えるか増えないか」を決め、キーワード2つをメモする (2-3分)

STEP2：骨格の作成（記述)

テンプレートを活用して書き上げる。(15分)

STEP3：最終チェック

文法（動詞の三単現の"s"、単数/複数含む)、スペル、語彙数などを確認。(2-3分)

テンプレートを「My Template」にカスタマイズ

テンプレートを丸写しで終わらせるのはお勧めできません｡

高得点を狙うには、自分の得意な表現を取り入れた「My Template」を作ると、より実践的です。

以下に、定番のテンプレートを、「My Template」に変えた例を挙げてみます｡

① I think ⇒ In my opinion 「私の意見では」

② Also ⇒ In addition「更に」, や Moreover「その上」

③ Finally ⇒ Therefore「従って」, や In conclusion「結論として」

単調になりがちな表現を、より丁寧で自然な表現に置換えれば、採点官に与える印象も良くなります。

教室からのメッセージ：時短の後は「質」を高めよう

テンプレートは、英検ライティングで高得点を取るための「時間管理」と「構成」という土台を解決してくれる強力なツールです。

しかし、時短を実現しても、英文内容の質向上が伴わなければ高得点は望めません｡

当教室の丁寧な添削指導では、あなたが作成した「My Template」を更に分かりやすく、質の高いものとなる様、実践的なフィードバックを提供します｡

エッセイのレベルを更に引き上げるために、共に歩んでまいりましょう。

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