英検2級要約問題 考え方
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2024年度から導入された新形式英作文問題のうち、英検2級要約問題を解く時の考え方を記載致します。
英検2級要約問題では、語彙数140前後の原文を、45 - 55 語彙数で要約する事が求められます。
他の級でも同じですが、語彙数を約1/3にして、内容を要約する事は簡単ではありません。
但し、原文の語彙数140のうち、要約すべき箇所と、要約文に含めなくてもよい箇所を分けたらどうでしょうか?
語彙数はたとえに過ぎませんが、要約すべき箇所の語彙数が100, 要約文に含めなくてもよい部分の語彙数が40とすれば、語彙数100を、45 - 55語彙に纏めればよいので、若干負担が減ります。
そんな事が可能かと思われるかもしれませんが、日本英語検定協会の要約文解答例を分析すると、上記が可能である事が分かります。
特に、要約前原文の第1パラグラフでは、内容が、① 主題の前置き(主題導入前の説明) ⇒ ② 主題 となっていますが、①の部分は、要約文に含めなくてもよい箇所になっています。
要約文に含めなくてもよい箇所、つまり省略してしまっても問題ない箇所を、如何に見分けるかが、要約問題の難易度を下げる鍵になります。
見分けられる様になるには、要約前原文の構成をよく分析する事が必要です。
構成は、
第1パラグラフ:主題の前置き ⇒ 主題
第2パラグラフ:主題の賛成意見、又はメリット
第3パラグラフ:主題の反対意見、又はデメリット
第2・第3パラグラフでは、賛成意見 (メリット)、反対意見 (デメリット) が内容の中心であり、それらの理由・背景などは、省略できると考えて良いでしょう。
要約前原文の構成・内容を踏まえ、要約文から省略できる部分を見極めることにより、要約問題の難易度は下がります。

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