英検英作文の注意点:和製英語の落とし穴と正しい使い方
- 英検英作文専門添削教室・英検英作文テスト対策

- 1 日前
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英検のライティングテストでは、採点官に誤解を与える、又は、不自然に聞こえる和製英語やカタカナ英語の使用は避けたいところです。
日本英語検定協会も「ライティングテストの採点に関する観点および注意点」の中で、英語でない単語 (例:salaryman) などを使わない様に注意喚起しています。 (使用する場合には、読み手に分かる様に説明書きを付け加える。)
英語圏では通じない言葉や、意味が異なる単語を使ってしまうと、減点の可能性があるので注意が必要です。
このブログでは、誤って使ってしまいそうな和製英語、カタカナ英語のトップ10と、それらを避けて、自然で正確な英語を書くためのヒントをご紹介します。
要注意! 誤って使いそうな和製英語トップ10
次のリストで、英検英作文で特に注意したい語句と、その正しい英語表現、例文を確認しましょう。
①サラリーマン (salaryman)
”サラリーマン" は和製英語で、正しい英語表現は "Office worker" や "Company employee"です。
例文:Company employees should aim for a better work-life balance.
②マンション (mansion)
日本で "マンション" と呼ばれている建物は、英語では "Apartment" (米国) や "Flat" (英国) が正しい語彙になります。
例文:I live in an apartment in the city center.
③フリートーク (free talk)
"自由な会話"、"雑談" は英語では、"Casual conversation" や "Small talk" といいます。
例文:The class started with some casual conversation about the weather.
④コンセント (consent)
"電気の差し込み口" は英語では、"Outlet" (米国) や "Socket" (英国) と呼ばれます。
例文:You can plug your laptop into that outlet over there.
⑤サービス (service)
無料を意味する日本語の "サービス" は英語ではありません。
"無料" を意味する英語は、"Free of charge", "Complimentary" などです。
例文:The hotel provides complimentary breakfast for all guests.
⑥バイキング (viking)
食事形式の一種である日本語の "バイキング" は、英語で、"Buffet" といいます。
例文:We enjoyed a delicious dinner buffet at the resort.
⑦クレーム (claim)
”クレーム" は和製英語ですので注意が必要です。
"苦情"、"文句" は、英語では "Complaint" です。
例文:The company received several complaints about the product quality.
⑧アットホーム (at home)
”居心地がよい"、"家庭的な" の意味で使われる日本語の "アットホーム" は、英語では "Cozy", "Homely" となります。
例文:The atmosphere of the cafe was very cozy.
⑨ノートパソコン (note PC)
携帯可能な日本語の "ノートパソコン" は、英語では "Laptop (computer)" と通常言われます。
例文:I use my laptop (computer) for studying and working remotely.
⑩ワイシャツ (Y-shirt)
"ワイシャツ" は、正しい英語では "Dress shirt" や "Business shirt" と呼ばれます。
例文:He usually wears a business shirt to go to the office.
英作文で「伝わる英語」を書く為のヒント
英作文で英語ではない語彙の使用を避けるために、次の点を意識しましょう。
・辞書などで確認する:迷った時は、辞書などにより、英語として意味が通じるかを確認する習慣をつけましょう。
・文脈を考える:伝えたい意味が、英語圏を念頭に、その単語で本当に伝わるのかを考えましょう。
例えば、"mansion" は英語圏では「豪邸」を意味し、日本語の "マンション" の意味では伝わりません。
・よりシンプルな表現を選ぶ:和製英語を避け、より一般的でシンプルな英単語を使えば間違いは減ります。
上記を念頭に、英検合格に向けて、正確で自然なライティングスキルを磨きましょう。




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